序章


母親が言うには、
私は小学生のころから、ある武将が好きだと言ってはばからなかったらしい。

きっかけもいきさつも、
どこが気に入ったのかさえも一切覚えていない。

だけど、どういうわけか。
18歳の今でも相変わらず大好きで。


そんなこんなで、かれこれ10年間、

伊達政宗およびその家臣団のファンを続けていたりする。










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